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THE BLOG

セックスについてどう話す?

メディアでは「セックスは自然に盛り上がるもの」みたいなイメージがよく描かれていますよね。でも実際のところ、それはちょっと違うんです。



普段は日常的な話題について自由に話せますよね。夕飯のメニューや家のリフォーム、休暇の計画や誕生日プレゼントの買い物のこととか。でも、セックスの話題になると、途端に沈黙してしまうことが多いです。


どうして?それは、セックスの話をするのが気まずいから。とても個人的で、ちょっと恥ずかしい。それは欲望を表現する言葉だからです。「こうしてほしい」「こうされたい」と、自分の気持ちをさらけ出すことに抵抗があるんですよね。


私たちの社会では、セックスについてオープンで正直に話す方法を教わる機会がほとんどありません。その結果、私たちは多くの場合、自分の欲求やニーズをパートナーにうまく伝えられないまま、孤立した存在のように感じてしまうことがあります。


さらに、パートナーが自分の気持ちを自然に理解してくれるだろうと期待してしまうことも。だけど正直、それがうまくいくことってあまりないんですよね。


セックスの話をするのは難しい、あるいはプレッシャーに感じる人もいるかもしれません。でも、エロティックな言葉を使って自分の気持ちを表現するスキルを身につけたり、そういう会話を自然に感じられる空間を作ることができれば、大きな変化が生まれるはずです。今の自分に合わなくなったパターンから抜け出して、新しい繋がり方を見つけるきっかけにもなりますよ。


なんでセックスについて話すの?

話すのは、自分の頭の中だけで悩みたくないから。

話すのは、何かがズレていると感じたり、満たされていなかったり、傷ついているとき。

話すのは、最高な気分のときにもっとそれを求めたり、パートナーに「あなた、本当にすごいね!」って伝えたいとき。

話すのは、言葉が緊張をほぐして、より深い繋がりや心の開放への扉を開いてくれるから。

話すのは、ただ体だけじゃなくて、心ももっと近づきたいから。

時には、話すこと自体が興奮につながることもあるよね。お互いをからかいあったり、ちょっと大胆にフラートしたりして、笑ったり、赤くなったり、その特別な「ドキッ」とする感じを味わう。逆に、フィードバックがほしいときもある。「相手はどう感じてるんだろう?」っていう疑問を解消したいだけのときもある。


素晴らしいセックスは、頭の中から始まることが多いんです。想像やファンタジー、感情が導いてくれる。快感が性器だけの問題じゃないと気づけば、「うまくやらなきゃ」というプレッシャーがなくなります。「勃起しないと」「濡れなきゃ」「オーガズムを目指さなきゃ」みたいな狭い考え方は、特に長い付き合いの中でマンネリの原因になりがち。素晴らしいセックスは、チェックリストを捨てて、自由で気楽に楽しむときに生まれるもの。

大事なのは「もっとやる」ことじゃなくて、「もっと感じる」ことなんです。


どうやって話を始める?

まずはゆっくり始めましょう。セックスについて話すには、いろんなスタイルがあります。ストレートに伝えてもいいし、深い話でも、ちょっと笑える感じでも、あるいは少しエロティックなニュアンスでもOK。大切なのは、それが愛情をもって発せられた言葉であること。それだけで、お互いの距離は自然と縮まります。時には、話すこと自体がセックスそのものよりも心を解放してくれることもあるんです。最初に褒める伝えたいことを伝える最後にまた褒める。


このサンドイッチ法は、ちょっと気まずくなりそうな話題を柔らかくするのに効果的です。最初に「あなたのここが素敵だよ」って褒めることで、相手に安心感を与え、話を聞くモードにしてもらえます。これで防御的にならずに耳を傾けてもらいやすくなりますよ。


次に、自分が伝えたいことを率直に、でも優しく話しましょう。心から必要なことや、気になっていることを伝えることが大事です。女性はドラマを好むって言われがちですが、ここではドラマを控えめに、シンプルに要点を伝えるのがポイントです。「衝突」ではなく「繋がり」を目指して話すことが大切です。


最後にもう一度褒め言葉で締めくくりましょう。これで相手が心地よい気持ちで話を終えられるはずです。ミラン・クンデラが言ったように、「お世辞には人は無力」ですからね!


自分の話をしよう話すときは「あなた」じゃなくて「私」を使ってみてください。自分の気持ちを伝えるとき、相手を責めたり、何かを要求するのではなく、自分の視点から話すといいですよ。感情や不安を素直に打ち明けると、相手が理解しやすくなり、深い繋がりを築ける空間が生まれます。自分のニーズを話すときも「要求」ではなく「共有」というスタンスで伝えると、会話がよりスムーズになります。目指すのは批判ではなく、心の繋がりです。


笑うことを忘れずに!セックスの話って、そんなに真剣にならなくても大丈夫。会話にユーモアや好奇心、新鮮さを加えると、まるで魔法みたいに効果があります。面白かった思い出を共有したり、自分のちょっとした不器用さを笑い話にしたり、新しいことに挑戦してみるのもいいですね。笑いが加わると、脆さが強さに変わります。笑うことで、関係の火花を再び灯し、繋がりを保つことができますよ。


ファンタジーについて話そうファンタジーは、私たちの最高の仲間みたいなもの。でも、自分やパートナーのファンタジーについて話すのって、ちょっと気まずいって感じる人も多いですよね。でも、それを共有することが新しい扉を開くきっかけになるかもしれませんよ!


ファンタジーはあなたの関係を脅かすものではありません。それはむしろ、想像力を広げてパートナーと繋がるための手段なんです。ファンタジーの中で求めるものって、現実で欲しいものと必ずしも一致しないことがほとんど。だからこそ、自由にファンタジーを楽しんでください。それは単なる空想であって、あなたそのものを反映しているわけではありません。


少しずつファンタジーを共有してみましょう。たとえば、「こんな夢を見たんだよ」とか、「こんな面白いことを考えたんだよ」なんて軽い話題から始めてもいいですね。相手を急かさず、準備ができたらシェアしてもらえるような空気を作るのがポイントです。こうしたオープンな会話が深い親密さやワクワク感を生み出してくれるんですよ。


心理的な興奮を大切にしよう頭(心)は最強の性的器官です。感情や雰囲気、親密な空間を作ることに意識を向けてみてください。肉体的な行為ももちろん大事ですが、本当の魔法は、心と心が繋がったときに起こるんです。


セックスの話を自然な会話の一部にしようセックスについて話すことが、普段の会話の中で当たり前になると、理解し合いや成長の扉が開きます。他のことと同じように、話す練習を重ねるほど簡単になっていきます。まるで筋肉を鍛えるみたいに、使うほどに強くなるものなんです。正直な会話は、問題が大きくなる前に解決策を見つけたり、不安を早めにクリアにしたりしてくれます。


セックスについての沈黙を破ることは、単に恋愛関係を良くするだけじゃなく、全体的な繋がりも強めてくれます。だからこそ、最初の一歩を踏み出してみませんか?話し始めることで、思っていた以上に解放感や楽しさを感じられるかもしれませんよ!



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